九六銭とは? わかりやすく解説

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くろく‐ぜに【九六銭】

読み方:くろくぜに

江戸時代銭差(ぜにさし)に通した九六文を百文として通用させたこと。また、その九六文の銭。くろく。くろくびゃく。→丁百(ちょうびゃく)


九六銭

読み方:クロクセン(kurokusen)

江戸時代慣習。銭九六文で百文通用とした。

別名 九六百(くろくひゃく)、省陌(しょうはく)、省百(しょうひゃく)、省銭(めぬけぜに)、丁百(ちょうひゃく)、調百(ちょうひゃく)、除百、折百、足陌、足百銭


短陌

(九六銭 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 16:27 UTC 版)

短陌(たんぱく、省陌(しょうひゃく)とも)は、近代以前の東アジア地域で行われてきた商慣習で、100枚以下の一定枚数によって構成された銅銭の束()を銅銭100枚(=0.1)と同一の価値として扱う事。中国で発生した慣習とされ、日本で行われていた九六銭(くろくせん)と呼ばれる慣習もその1つである。


  1. ^ 旧五代史』王章伝。
  2. ^ 『続資治通鑑長編』太平興国2年9月乙未条
  3. ^ 井上論文、2009年


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