中国遠洋海運集団とは? わかりやすく解説

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中国遠洋海運集団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/11 07:10 UTC 版)

中国遠洋海運集団有限公司(ちゅうごくえんようかいうんしゅうだんゆうげんこうし、英文名称China COSCO Shipping Corporation Limited簡体字中国远洋海运集团有限公司)は、中華人民共和国国務院国有資産監督管理委員会が持分[注釈 1] [注釈 2]の100%を所有する会社(国有独資会社)である。組織形態として持株会社制を採用している。傘下の企業は、海運物流リース造船などを手掛ける、複合企業である。英文略称はCOSCOCS、簡体字略称は中国远洋海运である。


注釈

  1. ^ 中華人民共和国公司法では、有限責任公司、一人有限責任公司および国有独資公司の株主が、出資比率に応じて与えられる所有権、議決権、利益分配権などの権利のことを示す。
  2. ^ 欧米や日本では出資比率と権利は定着している概念であり、日本では一般的な企業概念として「持分」の表記が使用されている。しかし、中華人民共和国では、共産主義体制下の公有経済から市場経済体制に転換、1993年12月末に『中華人民共和国公司法』が採択された。2005年にほぼ全面改正となった同法(略称:新公司法)で法律的な概要が整った。国務院所轄下の国有企業等の持分など、国有企業の権利が規定されていることが特色とされる。

出典

  1. ^ World Maritime News Staff (2016年2月18日). “New Shipping Giant Enters the Scene”. World Maritime News. 2017年8月11日閲覧。
  2. ^ 最大のピレウス港を中国に売却へ 財政難のギリシャ”. 産経ニュース (2016年4月10日). 2020年2月27日閲覧。
  3. ^ 衝撃の事実!「一帯一路」の重要な港の経営者はみな中国人―中国メディア”. Record China (2018年8月22日). 2020年2月27日閲覧。
  4. ^ a b c d 日本郵船2017年ファクトブックI
  5. ^ 閲覧日2017年5月20日の中遠海運散貨運輸有限公司の公式サイトによる
  6. ^ World Maritime News Staff (2017年9月8日). “SASAC Gives Green Light to COSCO-OOCL Deal”. World Maritime News. 2017年11月6日閲覧。
  7. ^ World Maritime News Staff (2017年10月18日). “COSCO Shipping Holdings’ Shareholders Okay OOIL Takeover”. World Maritime News. 2017年11月6日閲覧。
  8. ^ World Maritime News Staff (2018年7月26日). “COSCO Takes Majority Stake in OOCL”. World Maritime News. 2019年7月11日閲覧。
  9. ^ ごあいさつ - コスコシッピングラインズジャパン株式会社 2020年2月27日
  10. ^ 社名変更のご案内 - コスコシッピングラインズジャパン株式会社 お知らせ詳細 2016年12月21日
  11. ^ Lloyd’s List and Containerisation International Top 100 Container Ports 2016





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