世界王座初獲得
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「ルイス・ラモン・カンパス」の記事における「世界王座初獲得」の解説
1997年12月6日、IBF世界スーパーウェルター級王者ラウル・マルケスと対戦。開始早々から激しい打撃戦になり、判定では1-1の3者3様だったがショートフックを多用してマルケスの右目を塞ぎレフェリーがストップ。8回2分29秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。デビューから10年目71戦目でようやく世界王座を獲得した。 1998年3月23日、元USBA全米ウェルター級王者のアンソニー・ステファンズと対戦。2回終了時ステファンズが左肩を脱臼し棄権を申し出たためTKO勝ちを収め、初防衛に成功した。 1998年6月5日、ティフアナのアウディトリオ・ムニシパルでWBAフェデセントロスーパーウェルター級王者のペドロ・オルテガと対戦。初回こそオルテガの勢いに押されかけたが、ショートフックとショートアッパーで反撃。時折放ったショートボディフックが所々で効果を発揮しオルテガのスタミナを削いだ。ショートフックをいつも通り多用してオルテガの両目を腫らし、11回にラッシュをかけた時にレフェリーがオルテガの両目の視界を塞いでいるのを確認しストップ。11回1分52秒TKO勝ちを収め凱旋して2度目の防衛に成功した。 1998年9月18日、全米ニューヨーク州ウェルター級王者のラリー・バーンズと対戦。初回からアッパーとフックの応酬になった。手数で押されたが正確さでカンパスが勝り、ロープに何度も背負わされたが所々でショートアッパーが当たった。ボディも所々で正確に当たり初回の残り僅かで強烈なボディアッパーが決まった。2回にはさらに強打を浴びせながら前進してくるバーンズにショートフックを立て続けに浴びせ右のショートフックで左目の目蓋をカットした。3回には相手のラフな戦い方の見抜き更にショートフックやアッパーを浴びせ、3回終了時バーンズの左目の目尻をカットしていたのと右目の視界が塞がってしまったのでドクターストップによるTKO勝ちを収めバーンズに引導を渡すのと同時に3度目の防衛に成功した。 1998年12月12日、フェルナンド・バルガスと対戦。試合はバルガスのコンビネーションに支配され、セコンドが7回終了時棄権した為、4度目の防衛に失敗し王座から陥落した。
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