上昇試験 (bottom up test)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 10:14 UTC 版)
「ソフトウェアテスト」の記事における「上昇試験 (bottom up test)」の解説
単体テストおよび結合テストにおける手法の一つ。トップダウンテストとは逆に、単体テストが完了した下位モジュールから順に結合させてテストを行なう。この手法の利点は、数が多く独立性の高い下位モジュールから順に検証することで、開発とテストを平行して実施できることにある。一方で、システムの根幹となる上位モジュールで不具合が発見された場合、テストが完了したはずの下位モジュールも影響を受けるという欠点も持っている。単体試験を行う場合に、他の関数等を呼び出している関数を試験する場合に、呼出のない関数を試験してから、呼出をしている試験を行う場合にボトムアップテストになっている。 ボトムアップテストを行う際には「テストドライバ」を用意しなければならない。
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