一般親衛隊とは? わかりやすく解説

一般親衛隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/16 10:12 UTC 版)

一般親衛隊(いっぱんしんえいたい、Allgemeine SS)は、国民社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の親衛隊(SS)のうち親衛隊特務部隊(SS-VT)・武装親衛隊(Waffen-SS)をのぞいた全ての親衛隊組織を指す[1]。武装親衛隊員は軍人扱いで国防軍軍人が持つ給与支給帳(Soldbuch)と軍歴手帳(Wehrpaß)を所持していたが、一般親衛隊員は軍人とは認められていなかったのでこれを所持していなかった。なお親衛隊髑髏部隊(SS-TV)は、はじめ一般親衛隊扱いだったが、1938年8月17日より軍人扱いとなった。第二次世界大戦開戦後、髑髏部隊の後を受けて強制収容所の警備に当たるようになった髑髏大隊は1941年4月22日より軍人扱いとなっている[2]


  1. ^ 山下、30頁
  2. ^ 山下、87-88頁
  3. ^ 山下、37頁
  4. ^ a b 山下、38頁
  5. ^ ラムスデン、65頁
  6. ^ a b Yerger、169頁
  7. ^ a b 山下、32頁
  8. ^ 山下、19頁
  9. ^ 山下、31頁
  10. ^ a b ラムスデン、27頁


「一般親衛隊」の続きの解説一覧

一般親衛隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 14:53 UTC 版)

親衛隊上級大将」の記事における「一般親衛隊」の解説

親衛隊上級大将SS-Oberstgruppenführer)は、親衛隊中でも一般親衛隊(アルゲマイネSS)でのみ使用され上級大将位である。親衛隊大将(SS-Obergruppenführer)の上位階級であり、これより上位ハインリヒ・ヒムラー親衛隊全国指導者(Reichsführer-SS)しか存在しない秩序警察長官クルト・ダリューゲナチ党古参党員フランツ・クサーヴァー・シュヴァルツ第1SS装甲師団長であるヨーゼフ・ディートリヒ3人の名誉を重んじるために1942年4月新設された位である。1944年8月には武装親衛隊の上大将となったパウル・ハウサーにも併せて授与された。以上四名のみが授与であった

※この「一般親衛隊」の解説は、「親衛隊上級大将」の解説の一部です。
「一般親衛隊」を含む「親衛隊上級大将」の記事については、「親衛隊上級大将」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「一般親衛隊」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「一般親衛隊」の関連用語

一般親衛隊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



一般親衛隊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの一般親衛隊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの親衛隊上級大将 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS