一般親衛隊
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一般親衛隊(いっぱんしんえいたい、Allgemeine SS)は、国民社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の親衛隊(SS)のうち親衛隊特務部隊(SS-VT)・武装親衛隊(Waffen-SS)をのぞいた全ての親衛隊組織を指す[1]。武装親衛隊員は軍人扱いで国防軍軍人が持つ給与支給帳(Soldbuch)と軍歴手帳(Wehrpaß)を所持していたが、一般親衛隊員は軍人とは認められていなかったのでこれを所持していなかった。なお親衛隊髑髏部隊(SS-TV)は、はじめ一般親衛隊扱いだったが、1938年8月17日より軍人扱いとなった。第二次世界大戦開戦後、髑髏部隊の後を受けて強制収容所の警備に当たるようになった髑髏大隊は1941年4月22日より軍人扱いとなっている[2]。
- 1 一般親衛隊とは
- 2 一般親衛隊の概要
- 3 参考文献
一般親衛隊
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親衛隊上級大将(SS-Oberstgruppenführer)は、親衛隊の中でも一般親衛隊(アルゲマイネSS)でのみ使用された上級大将位である。親衛隊大将(SS-Obergruppenführer)の上位階級であり、これより上位はハインリヒ・ヒムラーの親衛隊全国指導者(Reichsführer-SS)しか存在しない。 秩序警察長官クルト・ダリューゲとナチ党の古参党員フランツ・クサーヴァー・シュヴァルツ、第1SS装甲師団長であるヨーゼフ・ディートリヒら3人の名誉を重んじるために1942年4月に新設された位である。1944年8月には武装親衛隊の上級大将となったパウル・ハウサーにも併せて授与された。以上四名のみが授与者であった。
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