ロンドン・ポリシー・グループ
読み方: ろんどん ぽりしー ぐるーぷ
【英】: london policy group
【英】: london policy group
テヘラン協定前夜の 1971 年、リビア政府の原油価格引上げに関する一方的で強硬な政策に対応して、メジャーズを含む国際石油会社 15 社で結成した、対 OPEC 原油価格共同交渉の戦略策定検討のための専門家グループで、各社のトップ・マネジメント・クラスのメンバーからなる。 本拠は、ロンドンの British Petroleum の本社内におかれ、テヘランとリビアにおける国際交渉団のための交渉の基本的枠組を作成する役割を果たした。国際石油会社が個々別々に産油国政府と交渉することによって足並みに乱れが出て、結果的に悪い条件をのまざるを得ないという事態を回避するために国際石油会社(その後参加会社は 24 社に増加した)が一丸となって共同で産油国と交渉する方法を選択した。この選択は、それまでの、OPEC を原油価格についての包括的な交渉の主体とは認めない、という立場を崩すものとなった。なお、本グループはその後解消し現在は存在しない。 |
- ロンドン・ポリシー・グループのページへのリンク