レナ川の柱群とは? わかりやすく解説

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レナ川の柱群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/07 14:49 UTC 版)

レナ川の柱群(レナがわのちゅうぐん、ロシア語: Ленские столбыヤクート語: Өлүөнэ турууктара)は、ロシア連邦シベリア極東部、レナ川沿いに見られる自然岩の地形であり、サハ共和国の首都ヤクーツクから上流約180キロメートル[1]、ボートで1日もかからない距離の場所に存在している[2]。柱群の高さは150メートルから300メートルで、カンブリア紀の海盆の隆起と、100度にもなる年較差がもたらす浸食作用で形成されたものである。一帯は1995年にレナ石柱自然公園(レンスキエ・ストルブイ自然公園)に指定され、2012年にはそれがUNESCO世界遺産リストに登録された[3]


  1. ^ a b 地球の歩き方編集室 2012, p. 68
  2. ^ http://www.yakutiatravel.com/eng/travdir/lenatrips.htm
  3. ^ UNEP-WCMC 2012, p. 1
  4. ^ http://whc.unesco.org/en/tentativelists/5067/
  5. ^ a b c Lena Pillars Nature Park” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年5月7日閲覧。
  6. ^ UNEP-WCMC 2012, pp. 2–3
  7. ^ a b 日本ユネスコ協会連盟 2013, p. 20
  8. ^ 古田陽久; 古田真美『世界遺産ガイド - 暫定リスト記載物件編』シンクタンクせとうち総合研究機構、2009年。 
  9. ^ IUCN 2014, p. 35
  10. ^ IUCN 2014, pp. 34–35
  11. ^ IUCN 2012, p. 29
  12. ^ World Heritage Centre 2012, p. 164
  13. ^ 世界遺産アカデミー監修 『くわしく学ぶ世界遺産300』マイナビ、2013年、p.13
  14. ^ 正井泰夫監修『今がわかる時代がわかる世界地図・2013年版』成美堂出版、2013年、p.140
  15. ^ 谷治正孝監修『なるほど知図帳・世界2013』昭文社、2013年、p.135
  16. ^ 古田 & 古田 2013, p. 161
  17. ^ World Heritage Centre 2012, p. 163
  18. ^ a b IUCN 2014, p. 33
  19. ^ UNEP-WCMC 2012, p. 4


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