レチナレフレックスシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 06:13 UTC 版)
「レチナ」の記事における「レチナレフレックスシリーズ」の解説
24×36 mm(ライカ)判の一眼レフカメラ。ツァイス・イコンのコンタフレックスと競合するため少し安価に販売されていたが故障が多いという世評もあった。いずれもフィルム巻き上げまでミラーは上がりっ放しとなる。 レチナレフレックス(Retina Reflex, 1957年発売) - レンズはレチナクセノンC50 mm F2またはレチナヘリゴンC50 mm F2. レチナIIc/レチナIIC/レチナIIIc/レチナIIICと交換レンズの互換性があり、前玉交換式でレチナクセノンC50 mm F2はレチナカルタークセノンC35 mm F4, レチナクセノンC35 mm F5.6,ロンガークセノンC80 mm F4としても使用可能、同様にレチナヘリゴンC50 mm F2はレチナヘリゴンC35 mm F4, レチナヘリゴンC5 mm F5.6, ヘリゴンC80 mm F4としても使用可能、#025. レチナレフレックスS(Retina Reflex S, 1959年発売) - デッケルマウントによるレンズ交換が可能になった。露出計がシャッタースピードと連動するようになった。#034. レチナレフレックスIII(Retina Reflex III, 1960年発売) - 露出計合致がファインダー内で可能になった。レリーズボタンがボディー前面に移され、特徴的な形状になっている。デッケルマウントによるレンズ交換が可能。#041. レチナレフレックスIV(Retina Reflex IV, 1964年発売) - ペンタプリズムに小窓がついてファインダーでシャッタースピードが確認できるようになった。スプリットイメージが45度の角度になり縦横両方の線でピント合わせができるようになった。巻き戻しがクランク式になった。デッケルマウントによるレンズ交換が可能。#051.
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