ラントウ油田
読み方: らんとうゆでん
【英】: rantau oilfield
【英】: rantau oilfield
インドネシアのスマトラ島北部で、1929 年、当時の BPM により発見された油田。 1984 年の産油量は 348 b/d 。第二次大戦中は日本軍の支配下にあった。戦後は独立戦争などの混乱のため機能はほとんど停止していたが、1957 年に Permina(現 Pertamina )の手が入り、1960 年 6 月から 1974 年 2 月までわが国の北スマトラ石油開発協力(株)(NOSODECO 、現第一石油開発(株))が復旧と再開発に協力した。また 1980 年からわが国のラントウ石油開発(株)が本油田の水圧入による増産にあたっている。油層は第三紀クーターパン層の砂岩( 29 枚)で、深さは約 400m から 850m ぐらいまで。原油は比重 0.784 、硫黄分 0.02 %、ガソリン留分 65.5 %という軽質油。 |
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