ユニバーサルサービス料
【英】universal service fee
ユニバーサルサービス料とは、ユニバーサルサービスに要する各電話事業者の負担金を契約者に転嫁した料金のことである。
ユニバーサルサービスは、具体的には国民生活に不可欠な加入電話、公衆電話、警察や消防などの緊急通報を指し、NTT東日本とNTT西日本がサービスを提供している。ユニバーサルサービスを全国一律で維持するため、全電話事業者は受益分に応じて、電気通信事業者協会経由でNTT東日本とNTT西日本にサービス維持の負担金を支払っている。
負担金は電話事業者自らが直接負担する場合もあるが、多くはユニバーサルサービス料として契約者の通話料金に上乗せされている。なお、ユニバーサルサービス料は一番号当たりの金額が設定されており、半年ごとに改訂が行われる。
通信事業: | Verizon ヤフーBB ユニバーサルサービス ユニバーサルサービス料 ユニバーサルサービス基金 |
通信回線: | ADSL アナログ回線 |
基礎的電気通信役務
(ユニバーサルサービス料 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 06:48 UTC 版)
基礎的電気通信役務(きそてきでんきつうしんえきむ)は、文化的な生活に不可欠最低限の電気通信サービスで、ユニバーサルサービスとも呼ばれる。また、ユニバーサルアクセスと呼ばれる電気通信サービスへのアクセス手段に着目した考え方もある。
- ^ 『ユニバーサルサービス制度の将来像に関する研究会報告書』(プレスリリース)総務省、2007年10月2日 。2017年6月9日閲覧。
- ^ a b 音声通話および該当する場合には無線呼出し。
- ^ a b 電気通信役務に関する料金の計算に用いられる距離区分について、本来の距離区分より有利なものを適用することにより、料金の特例が適用される通信であって、離島特例MA内から発信され離島特例MA外へ着信するもの、および離島特例MA外から発信され離島特例MA内へ着信するもの。離島特例MAとは、離島のみで構成されるMA。
- ^ 当該設備に係る回線の全ての区間が光信号伝送用(共同住宅等内にVDSL設備その他の電気通信設備を用いるものを含む)に限る。
- ^ a b 利用者が電気通信役務の利用の程度にかかわらず支払を要する一月当たりの料金(付加的な機能に係るものその他これに類するものを除く)当該光電話役務の契約において、当該光電話役務以外の役務の契約(以下「他の役務契約」という。)が必要とされる場合にあつては、当該他の役務契約により利用者が支払うこととなる基本料金を合算した額。
- ^ 電気通信事業者が電気通信役務の提供を承諾する際に利用者から交付を受ける金銭。
- ^ 『ユニバーサルサービスについて』(プレスリリース)日本電信電話、2017年6月7日 。2017年6月9日閲覧。
- ^ 「ユニバーサルサービス料」の改定について ソフトバンクモバイル、2014年11月28日
- ^ 【重要】ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料について(楽天モバイル)
- ^ 補填対象額・番号単価の推移
- ^ “令和6年1月以降の番号単価の算定について”. 一般社団法人 電気通信事業者協会. 2024年3月4日閲覧。
- 1 基礎的電気通信役務とは
- 2 基礎的電気通信役務の概要
- 3 脚注
ユニバーサルサービス料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:46 UTC 版)
「シンプルスタイル (ソフトバンク)」の記事における「ユニバーサルサービス料」の解説
2020年(令和2年)1月8日現在、1回のチャージごとに7円が必要。
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