ミラクルZ II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:35 UTC 版)
春の選抜で、右手人差し指を負傷した次郎が、柳生に投げたミラクルZから偶発的に誕生した。後に単に「Z II(ゼットツー)」と呼ばれるようになった。ボールが縦に2つに分裂して飛んでいく。分裂はボールが高速で上下に移動するため起こる。実際はストライクゾーンを通っているが、審判の肉眼ではそこまで見えないため、身長の低い打者だと「上下のボールともストライクゾーンを外れていた」と見なされてボールを宣告されることがあった。利き腕である右手の人差し指の突き指をかばうため、人差し指と親指のみを伸ばした状態でミラクルZを投げたことがきっかけで生まれた。偶然の産物だったため突き指が治ってからは上手く投げられなくなったが、投球前に体を激しく回転させて強くはじくことがコツと分かってからは常に投げられるようになった。手の形も小指を含めた3本の指を立てて投げるようになり、後にその力の加減で分裂の幅が変化することも判明した。二年夏の神奈川大会初戦で古瀬高の信長にミット手前で一つになったところを狙い撃たれ(この描写からその時にWハリケーンのような金属バットさえ折る威力はない事が分かる)、試合中に流星ボールを完成させた事、その後、医者から魔球禁止のドクターストップがかかったため、結局正式に完成してからは柳生には投げていない。
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