マトフェイ受難曲とは? わかりやすく解説

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マトフェイ受難曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/03 03:05 UTC 版)

マトフェイ受難曲ロシア語: Страсти по Матфею, 英語: St Matthew Passion)とは、ロシア正教会イラリオン・アルフェエフ府主教[1]Архиепископ Иларио́н Алфе́ев, Archbishop Hilarion Alfeyev)によって2006年に作曲されたマタイによる福音書に題材をとる受難曲マトフェイとは、ロシア語教会スラヴ語によるマタイの表記"Матфей"を転写したものである。従って本作品はマタイ受難曲とも表記され得る[2]


  1. ^ a b (他教派でも同様の習慣を有するものがあるが)正教会においてヴァルソロメオス1世 (コンスタンディヌーポリ総主教)キリル1世 (モスクワ総主教)にも見られる通り、主教の名は修道名で呼ばれる事が原則であり、は同名の人物の区別の為などに初出箇所等において用いられるのみである。従って「アルフェエフ府主教」「アルフェエフ」という表記はあまり適切ではない。フルネームを用いない場合には「イラリオン府主教 (英語: Metropolitan Hilarion)」が標準的な表記となる。
  2. ^ 日本正教会では教会スラヴ語再建音であるマトフェイが、福音記者マタイについての一般的な表記・呼称である。日本正教会でもイイスス・ハリストス(イエス・キリストの現代ギリシャ語読み)以外の人名の転写については、文脈によっては比較的緩やかな運用がなされており、「マタイ受難曲」と呼んでも誤りではないが(日本ハリストス正教会#人名・地名等の固有名詞を参照)、本項では日本正教会では「マトフェイ」が標準的な表記である事と、教会スラヴ語を用いる楽曲である事により、教会スラヴ語再建音を元に記事名を構成した。
  3. ^ 出典:The English version of ‘St Matthew Passion’ by Bishop Hilarion Alfeyev premiered in Toronto - ロシア正教会欧州代表部ホームページ
  4. ^ 初演についての記事(2016年2月2日「CHRISTIAN TODAY」) http://www.christiantoday.co.jp/articles/18843/20160202/alfeyev-passion-matthe-oratorio-concert-hamarikyuhall.htm


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