ポルタ・ニグレ掃滅戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 05:44 UTC 版)
オリンポスシステムを回避するよう高度500メートル以下を飛行するヘリコプターによる空中機甲師団を設立したブエノス・ゾンデの執政官エゴン・ラウドルップは七都市制覇の野望のために、国境を接するプリンス・ハラルドへ宣戦を布告した。 プリンス・ハラルドはユーリー・クルガンの戦略を容れたカレル・シュタミッツによって、プリンス・ハラルド戦車部隊6000台、1万5千人の兵を空中機甲師団とブエノス・ゾンデ軍の生贄とし、弾薬、食糧を消耗させる。ユーリー・クルガンは、ポルタ・ニグレと呼ばれる渓谷にプリンス・ハラルド軍の補給物資集積所があるとの欺瞞情報を流し、ブエノス・ゾンデ軍を渓谷に誘い込んだ。補給物資と思われたものは粉塵であり、ユーリー・クルガンはこれを爆破し、峡谷を爆炎で覆い尽くすと、渓谷から脱げだすブエノス・ゾンデ軍に背後から一方的な砲撃を加えた。ブエノス・ゾンデ軍の空中機甲師団も粉塵爆発による爆炎を逃れるために上昇したところ、衛星軌道上からオリンポスシステムに狙撃され壊滅した。
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