ポストPCデバイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 08:25 UTC 版)
2000年代後半、両社はTablet PC、Ultra-Mobile PCなど新しいユーザインタフェースを搭載した機器を開発したが、大きく普及するには至らなかった。 一方でスマートフォンがパソコンの市場を上回るまでに成長し、タブレットも急成長している。その大部分はインテルの競合企業が製造するARMアーキテクチャのプロセッサと、アップルのiOSやGoogleのAndroid OSを搭載し、インテルとマイクロソフトは大きく出遅れた。 インテルはAtomプロセッサなどモバイル向けの取り組みを強化しているが、2012年現在では成果が出ているとは言い難い。またMoblinやMeeGoといったオープンソースの組み込みOSの開発に力を入れたものの、ほとんど成果がなく終了している。一方マイクロソフトはARMアーキテクチャ(例・Qualcomm Snapdragonシリーズ等)向けのWindows PhoneやWindows RTを推進しており、両社がパーソナルコンピュータ市場で築いた特別な関係は、この分野では発揮されていない。
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