プッシュプルゲージ

実用日本語表現辞典

プッシュプルゲージ

英語：push pull gauge

押したり引っ張ったりする力を測るための器具のこと。フォースゲージと呼ばれることもある。主に、ものの強度や耐久性を測定するために用いられることが多い。アタッチメントを装着することで、摩擦力や粘着力など、他の力を測定することが可能な場合もある。

（2013年6月10日更新）

大車林

プッシュプルゲージ

英語 push-pull gauge

押す力と引く力の両方がはかれる秤のこと。フックが付いている反対側にはプッシュができる補助具が付いている。引く力は吊秤と同じで重さを計測することができる。スポット溶接強度、プルトップ缶やファスナーの引張り力、シール、食品袋の剥離力なども計測できる。押す力はプッシュボタンやペダルの操作力、ボディ外板のぺコツキや座屈強さ、スプリングやラバーのたわみなどを計測できる。計測中の最大値で指針が止まる便利機能が付いている。プッシュプルゲージで計測する場合、真下、真上、真横などの計測方向によって、プッシュ部やプル部の補助具の質量が影響するので、風袋をゼロに調整する必要がある。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。