ブレーンワールドとは? わかりやすく解説

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ブレーンワールド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 01:36 UTC 版)

ブレーンワールド(膜宇宙、braneworld)またはブレーン宇宙論(brane cosmology)とは、『我々の認識している4次元時空3次元空間+時間)の宇宙は、さらに高次元の時空(バルク(bulk))に埋め込まれた膜(ブレーン(brane))のような時空なのではないか』と考える宇宙モデルである[1]。低エネルギーでは(我々自身を含む)標準模型素粒子相互作用が4次元世界面(ブレーン)上に閉じ込められ、重力だけが余剰次元(5次元目以降の次元)方向に伝播できる、とする。


  1. ^ 佐々木 節 (2001). “ブレーンワールド--新しい宇宙の描像”. 科学 71(8) (通号 828): 1097~1105. ISSN 00227625. 
  2. ^ ただし、重力が逆二乗で減衰するのは4次元空間のみであり、余剰次元の大きさには依然上限がある。


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