フリッツ・ベア(ベア教授)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:16 UTC 版)
「若草物語」の記事における「フリッツ・ベア(ベア教授)」の解説
第2作より登場。訛りの強い英語を話すドイツ人。ジョーが文筆修業のためにニューヨークへ行った際に出会い、後に結婚する。性格は穏やかで子供好き。ジョーと出会った時、すでに30代後半でジョーとは歳が離れており、その時は家庭教師をして生計を立てていた。ジョーと結婚した時は40代で、一文無しで、養う必要のある孤児の甥二人を抱えているが、マーチ夫妻は結婚に賛成している。第3作以降は妻のジョーと共にプラムフィールドを経営し、そこで教師となる。作者の父親のブロンソンが投影されているが、実際の父親に欠けていたすべての資質を有する人物になっており、優しく、くつろげる雰囲気があり、妻への愛情を表現できる包容力があり、家事にも子育てにも協力的な人物と描写されている。
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