フランス語とアメリカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 04:34 UTC 版)
「フランス系アメリカ人」の記事における「フランス語とアメリカ」の解説
アメリカ文部省によるとフランス語はスペイン語に続きアメリカの高校・大学で教えられる2番目に多い外国語科目である。1980年代まではフランス語は最も多い外国語科目であったがヒスパニックの大量移民によりスペイン語に取って代わられた。2000年国勢調査によればフランス語は英語、スペイン語、中国語に次ぎアメリカで使用される4番目に大きな言語で160万人の話者がいる。ルイジアナ州を始めカナダ人、フランス人、ハイチ人が多いフロリダ州や北部メーン州、バーモント州、ニューヨーク市などが顕著である。 17世紀から18世紀のフランス入植時代の頃の北米(フランス領ルイジアナや北東部)ではフランス語は幅広く使用されており、現在でも特にニューオーリンズなどではフランス語の新聞も数多く存在する。フランス系アメリカ人の多くはフランス系コミュニティーの中で生活をしており、そこではフランス語を使用した学校や教会などが見受けられる。ニューイングランド地方、ニューヨーク州北部、中西部のフランス系カナダ人区域はしばしば「リトル・カナダ」とも呼ばれる。
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