ふし‐の‐き【五=倍=子の木】
読み方:ふしのき
ヌルデの別名。
ヌルデ
ヌルデ
(フシノキ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 03:20 UTC 版)
ヌルデ(白膠木[6]・塩膚木[7]、学名: Rhus javanica または Rhus javanica var. chinensis)は、ウルシ科ヌルデ属の落葉小高木。山野の林縁などに生える。ウルシほどではないが、まれにかぶれる人もいる。別名フシノキ[8][7]、カチノキ[8](カツノキ)。葉にできた虫えいを五倍子(ごばいし/ふし)という。お歯黒の材料にしたり、材は細工物や護摩を焚くのに使われる。
注釈
- ^ トリカブトの方は「ぶし」または「ぶす」と読む。「付子」よりも「附子」の字を当てるのが多い。
出典
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rhus javanica L. var. chinensis (Mill.) T.Yamaz. ヌルデ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月13日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rhus javanica L. ヌルデ(広義)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月13日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rhus semialata Murray ヌルデ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月13日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rhus chinensis Mill. ヌルデ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月13日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Rhus javanica L. var. roxburghii auct. non (DC.) Rehder et E.H.Wilson ヌルデ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g 西田尚道監修 志村隆・平野勝男編 2009, p. 232.
- ^ a b c d e f g h i j 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 101
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 田中潔 2011, p. 21.
- ^ a b c d e 辻井達一 1995, p. 224.
- ^ a b c d e f g 亀田龍吉 2014, p. 41.
- ^ a b c d e f g h i j k 辻井達一 1995, p. 227.
- ^ “シオノキ”. 大江町山里交流館 やまさぁーべ. 2024年4月5日閲覧。
- ^ a b c d 林将之 2008, p. 42.
- ^ a b 辻井達一 1995, p. 226.
- ^ a b c d e f g h i 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 248.
- ^ 林将之 2008, p. 40.
- ^ 辻井達一 1995, p. 225.
- ^ 『五倍子』 - コトバンク
- ^ 伊藤清三、小野陽太郎「ごばいし 五倍古」『新版 林業百科事典』第2版第5刷 p252 日本林業技術協会 1984年(昭和59年)発行
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