ビッカートンの沈没
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 10:05 UTC 版)
「ドナルド・マッキンタイア (イギリス海軍)」の記事における「ビッカートンの沈没」の解説
ビッカートンは1944年7月に再度本国艦隊に加わるため北のスカパ・フローへ送られた。8月18日に北極海南方で重巡洋艦ケントと護衛空母ネイボブ(HMS Nabob, D77)とトランペッター(HMS Trumpeter, D09)の護衛に参加した。航行中に突如としてネイボブが雷撃を受けたため、マッキンタイアは直ちに全護衛艦艇に対し音響追尾魚雷を欺瞞するためのデコイであるCATノイズメーカーの投下を命じた。だがその時、ビッカートンもまた雷撃を受けてしまい、後甲板を含むビッカートンの艦尾のほとんどが失われてしまった。ネイボブを救援する重要性やドイツ軍占領下のノルウェー沿岸に近いことを鑑みて、マッキンタイアはビッカートンを駆逐艦の魚雷で処分することを決めた。マッキンタイアは旗艦をエイルマー(英語版)(HMS Aylmer, K463)に移した。
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