ハイブリッドエコー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/12 09:32 UTC 版)
ハイブリッドエコーは公衆交換電話網において、ハイブリッドと呼ばれる機器での電気エネルギーの反射によって生じる。ハイブリッドとは、網の終端である電話機への2線式リンクと、網内の4線式リンクのインタフェースとなる変換器である。一般に2箇所を接続する際の通信経路で、ハイブリッドは2つ存在し、近い方で生じるハイブリッドエコーは遅延が小さく、遠い方で生じるハイブリッドエコーは遅延が大きい。遅延が小さいエコーは側音として認識されるので、遠い方でのハイブリッドエコーの方が重大である。しかし、どちらにしても音響エコーほどの遅延は生じない。
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