ヌセルト数
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ヌセルト数(ヌセルトすう、英: Nusselt number :Nu )はドイツの ヴィルヘルム・ヌセルトに因む無次元量で、伝熱の分野で、対流による熱伝達と流体(静止している流体)の熱伝導の比率を示す。対流が生じていなければ Nu = 1 である。
- ^ 条件についてはRe < 200, Pr < 250という記述もある。
- ^ 望月貞成、村田章 『伝熱工学の基礎』日新出版、1994年。ISBN 4-8173-0166-X。
- ^ a b 谷口尚司; 八木順一郎 『材料工学のための移動現象論』東北大学出版会、2001年、48頁。ISBN 4-925085-44-1。
- 1 ヌセルト数とは
- 2 ヌセルト数の概要
- 3 関連項目
ヌセルト数
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詳細は「ヌセルト数」を参照 ヌセルト数 Nu は無次元化された熱伝達率であり、次の式で定義される: N u = h L k {\displaystyle Nu={\frac {hL}{k}}} ここで、 k :流体の熱伝導率 (W/(m K)) L :代表長さ (m) である。強制対流の場合にはヌセルト数を無次元流速のレイノルズ数と流体の運動と温度を結びつける物性値であるプラントル数で整理し、自然対流の場合には浮力と粘性力の比であるグラスホフ数とプラントル数で整理するのが一般的である。
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