ニューグレンジとは? わかりやすく解説

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ニューグレンジ【Newgrange】

読み方:にゅーぐれんじ

アイルランド首都ダブリンの北40キロメートルボイン渓谷にある紀元前3000年頃に築かれ石室墓の一。直径76メートル、高さ約12メートル巨大なハート形をしており、外壁の石には渦巻き模様刻まれている。1年1度冬至の日に太陽光墓室の奥に射し込むよう設計されている。ドウスノウスなどの大型石室とともに1993年に「ボイン渓谷の遺跡群」として世界遺産文化遺産)に登録された。ニューグランジ。→ブルーナボーニャ

ニューグレンジの画像
撮影・dusi_bbg http://os7.biz/u/pw5fg

ニューグレンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 08:42 UTC 版)

ニューグレンジ英語: Newgrangeアイルランド語: Sí an Bhrú)は、アイルランドミース県ブルー・ナ・ボーニャ遺跡群にある羨道墳の1つ。世界的にも有名な先史時代の遺跡の1つであり、アイルランド島で最も有名な先史時代の遺跡である。1年で最も日が短い冬至明け方太陽光が長い羨道に真っ直ぐ入射し、部屋の床を短時間だけ照らすように建設されている[1]


  1. ^ a b The Winter Solstice illumination of Newgrange”. 2007年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年10月12日閲覧。
  2. ^ a b PlanetQuest: The History of Astronomy - Newgrange”. 2010年2月21日閲覧。
  3. ^ E. Grogan, "Prehistoric and Early Historic Cultural Change at Brugh na Bóinne", Proceedings of the Royal Irish Academy 91C, 1991, pp. 126-132
  4. ^ Vallancey, Charles (1786-1804年). Collectanea de Rebus Hibernicus. Dublin: L. White, etc. 
  5. ^ Brennan, Martin (1983). The Stars and the Stones: Ancient Art and Astronomy in Ireland. Thames and Hudson, 
  6. ^ Brennan, Martin (1994.republished). The Stones of Time. Thames and Hudson 
  7. ^ M. J. O'Kelly, Newgrange. Archaeology Art and Legend, London: Thames and Hudson, 1982
  8. ^ Ó Ríordáin, Seán P.; Glyn, Edmund Daniel (1964). New Grange and the Bend of the Boyne. F.A. Praeger. pp. 26  [1]
  9. ^ Brú na Bóinne (Newgrange, Knowth and Dowth)”. 2007年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年10月12日閲覧。
  10. ^ ヘクター・マクドネル『ケルト、神々の住む聖地 アイルランドの山々と自然』創元社、2014年、7頁。ISBN 978-4-422-21466-5 
  11. ^ 「世界不思議発見」2010年11月20日放送内容 + 同番組サイト[2]


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