ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園とは? わかりやすく解説

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ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/27 13:49 UTC 版)

ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園(ナンダ・デヴィこくりつこうえん と はなのたにこくりつこうえん)は、インド北部、ウッタラーカンド州の2つの国立公園を対象とするUNESCO世界遺産リスト登録物件である。まず1988年にインド第2の高峰ナンダ・デヴィを含むナンダ・デヴィ国立公園英語版が、その自然美生物多様性を評価されて単独で登録され、2005年にその価値を強化するものとして花の谷国立公園英語版へと範囲が拡張された。また、この2つの国立公園を核心地域(コア・エリア)とする生物圏保護区が、ナンダ・デヴィ生物圏保護区である[1]


注釈

  1. ^ 厳密には、ナンダ・デヴィ単独で登録されていた時点では、世界遺産登録基準が文化遺産と自然遺産とで分かれていたため、統一されている現在の番号とは数字が異なる。
  2. ^ IUCN 2005UNEP-WCMC 2011では 7,817 m、『日本大百科全書』や『コンサイス外国地名事典』第3版では7,816 m となっている。
  3. ^ ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』(2015年)による。断定を避ける形だが、『日本大百科全書』にも同様の意味が掲載されている。『コンサイス外国地名事典』第3版ではサンスクリット語で「女神ナンダ」の意味とあり、世界遺産検定事務局 2016にも「女神ナンダ」の意味とある。
  4. ^ 男神シヴァの持つ三叉の槍トリシューラの名前を持つクマーウーンの山。

出典

  1. ^ a b c d e f g UNEP-WCMC 2011, p. 2
  2. ^ IUCN 1988, p. 39
  3. ^ IUCN 2005, p. 93
  4. ^ IUCN 2005, p. 99
  5. ^ a b c 日本ユネスコ協会連盟 2006, p. 30
  6. ^ a b c d 世界遺産検定事務局 2016, p. 283
  7. ^ 『なるほど知図帳・世界2017』昭文社、2016年、p.143
  8. ^ a b 古田 & 古田 2016, p. 46
  9. ^ Multiple Locations - Nanda Devi and Valley of Flowers National Parksユネスコ世界遺産センター、2017年6月21日閲覧)
  10. ^ a b IUCN 2005, p. 94
  11. ^ IUCN 1988, pp. 33, 36
  12. ^ a b c IUCN 1988, p. 33
  13. ^ 百科事典マイペディア』電子辞書版、2015年
  14. ^ a b c d e NANDA DEVI RAJ JAT YATRA”. Uttarakhand Tourism Development Board. 2017年6月22日閲覧。
  15. ^ a b Sturman Sax, William (1991). Mountain goddess: gender and politics in a Himalayan pilgrimage. Oxford University Press. ISBN 0-19-506979-X  pp. 3-4.
  16. ^ Pilgrim, 42, dies Nanda Devi Raj Jat”. Daily Mail UK. 2017年6月22日閲覧。
  17. ^ Nanda Devi and Valley of Flowers National Parks” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年4月27日閲覧。
  18. ^ a b 「ナンダデビ国立公園」『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』2015年
  19. ^ a b UNEP-WCMC 2011, p. 5
  20. ^ 世界遺産アカデミー(監修) 2006, p. 155


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