プーランク:ナゼールの夜(前奏曲、8つの変奏、カデンツァ、終曲)
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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プーランク:ナゼールの夜(前奏曲、8つの変奏、カデンツァ、終曲) | Les soirees de Nazelles(Preambule, 8 Variations, Cadene, Final) | 作曲年: 1930-36年 出版年: 1937年 初版出版地/出版社: Durand |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例 | |
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1 | 前奏曲 | No Data | No Image |
2 | 変奏1.分別の極み | No Data | No Image |
3 | 変奏2.手の上の心臓 | No Data | No Image |
4 | 変奏3.磊落と慎重と | No Data | No Image |
5 | 変奏4.思索の続き | No Data | No Image |
6 | 変奏5.口車の魅力 | No Data | No Image |
7 | 変奏6.自己満足 | No Data | No Image |
8 | 変奏7.不幸の味 | No Data | No Image |
9 | 変奏8.老いの警報 | No Data | No Image |
10 | カデンツァ | No Data | No Image |
11 | フィナーレ | No Data | No Image |
作品解説
「リエナール叔母の想い出に」捧げられた作品。作曲は1930年に始められ、彼女の死の翌年である36年に完成した。全体は、前奏曲―8つの変奏―カデンツァ―フィナーレから成る。中心となる8つの変奏は、主題に基づいた変奏というわけではなく、プーランクがナゼルの叔母のサロンに出席し即興演奏した中からまとめられたものであり、それぞれがこの夕べに出席した人々を音楽で描写した「肖像」である。以下の表題をもつ。
変奏1.分別の極み
変奏2.手の上の心臓
変奏3.磊落と慎重と
変奏4.思索の続き
変奏5.口車の魅力
変奏6.自己満足
変奏7.不幸の味
変奏8.老いの警報
なお、ヴィルジニー・リエナールは、叔母とは呼ばれているが、プーランクの血縁者ではない。しかし家族ぐるみで付き合いがあり、彼が27年に彼女の館から遠くないノワゼーに家を買ったことからも、親密な関係であったことがわかる。
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