ドッグクラッチ
回転中に断続する継ぎ手をクラッチというが、これは噛み合いクラッチの一種。噛み合う歯形が軸方向に凹凸で全円周にあり、対向した同じ形状の相手と噛み合う。両者の回転が合えば素早く噛み合わせることができる。変速機のなかには、同期機構の代わりにこのドッグクラッチを使ったものがある。おもにレース用変速機に使用され、回転が合えば変速が速く、構造簡単で耐久性がある。それ以外にも各部に使用され、フロントアクスルとデフケースのロックとフリーを行う機構に使った例がある。
ドッグクラッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/01 04:11 UTC 版)
ドッグクラッチ(英語: dog clutch)は、摩擦によってではなく干渉(隙間嵌め)によって2つの回転するシャフトあるいはその他の回転する構成要素を連結するクラッチの一種である。噛み合いクラッチやドグクラッチとも呼ばれる。クラッチの2つの部品は一方が他方を押すように設計されており、これによって両方が同じ速度で回転し、滑ることはない。
- ^ “Sutherland Handbook of Coaster Brakes and Internally Geared Hubs”. www.sheldonbrown.com. Sutherland Pubns. 2020年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月21日閲覧。
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