デュエム

デジタル大辞泉

デュエム【Pierre Maurice Marie Duhem】

読み方：でゅえむ

［1861〜1916］フランスの物理学者・科学史家。パリの生まれ。ボルドー大学教授。決定実験の不可能性を唱えるなど、熱力学や熱化学に業績を残す。また、中世科学史を研究、「暗黒の中世」観をただす端緒となるとともに、科学史という学問分野の成立に寄与した。著「物理理論の目的と構造」「世界の体系」など。

外国人名読み方字典

デュエム

名前 Duhem； Duheme； Duhème

ウィキペディア

ピエール・デュエム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/11 01:14 UTC 版)

ピエール・モーリス・マリー・デュエム（Pierre Maurice Marie Duhem、1861年6月10日 - 1916年9月14日）は、フランスの物理学者、科学哲学者。パリ生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウール出身。1887年からリール大学、1893年からレンヌ大学、1894年からボルドー大学で理論物理学の教鞭を執った。