テノール記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/21 14:33 UTC 版)
ハ音記号を五線の第4線に置く。古くテノールパートを表すのに使われたが、現代ではその多くはアマチュアの吹奏楽スコアのようにバス記号または低音用のトレブル記号に取って代わられている。ただし現代の楽譜でも、オーケストラではテナー・トロンボーンの楽譜に主としてこの記号を用いるほか、ファゴットやチェロの高音域を書き表すのに使われている。ワーグナーのオペラのテノール・パートの自筆譜はこれで書かれている。
※この「テノール記号」の解説は、「音部記号」の解説の一部です。
「テノール記号」を含む「音部記号」の記事については、「音部記号」の概要を参照ください。
- テノール記号のページへのリンク