テストケイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 04:09 UTC 版)
テストケイス(Test Case)は2歳時にジムクラックステークスを勝ち、3歳の時はセントジェイムズパレスステークスで3着になった。ニュージーランドで種牡馬になると、ニュージランドのチャンピオンホースを輩出し、1968/1969シーズンから1971/1972シーズンまで4年連続で種牡馬ランキング10位以内に入った。代表産駒はベンロモンド(Ben Lomond)で、ウェリントンダービー、グレートノーザンダービーの両方をレコード勝ちしたのをはじめ、多くの重賞を勝って1967/68シーズンの3歳チャンピオンになった。牝馬のマーニー(Marnie)は1969/70シーズンの3歳牝馬チャンピオン、カウンセル(Counsel)は1972/73シーズンの2歳チャンピオンである。 これより早く、テストケイスの半兄のテッソ(Tesso)が1960年代に日本で種牡馬になって天皇賞馬コレヒデを出すなど大成功しており、テストケイスは1971年に日本に売却されて北海道で供用された。しかし日本では京都大賞典に勝ったイシノマサル以外活躍馬を残せなかった。母の父としては北海優駿勝ち馬ダービーコートなどを出している。
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