タキギノウ

デジタル大辞泉

たきぎ‐のう【薪能】

読み方：たきぎのう

１ 奈良興福寺の修二会(しゅにえ)の際、大和猿楽四座によって夜ごと薪をたいて演じられた神事能。幕末で廃絶したが、近年復興し、5月11日・12日に行われる。《季 夏》

２ 夕方から夜にかけ、野外で薪をたいて行われる能。1をまねて戦後興ったもので、多くの社寺で行われる。

[補説] 書名別項。→薪能

たきぎのう【薪能】

読み方：たきぎのう

立原正秋の短編小説。昭和39年（1964）「新潮」誌に発表。

歴史民俗用語辞典

薪能

読み方：タキギノウ（ｔａｋｉｇｉｎｏｕ）

奈良、興福寺の修二会期間中、四座によって行われた神事能。

能楽用語集

薪能

読み方：タキギノウ

薪能とは、野外で行われる能や狂言の舞台公演ｊのこと。

神社仏閣、御苑、城跡など、静かで広い敷地があり、かがり火を焚くことができる場所で行なわれます。

野外という解放感からか、堅苦しさがなく、能になれていない方でも気軽に楽しむことができます。

▼関連用語
能／狂言

季語・季題辞典

薪能

読み方：タキギノウ（ｔａｋｉｇｉｎｏｕ）

神事能の一つ

季節 春

分類 人事

薪能

読み方：タキギノウ（ｔａｋｉｇｉｎｏｕ）

能の一つ

季節 夏

分類 宗教

近代文学作品名辞典

薪能

読み方：タキギノウ（ｔａｋｉｇｉｎｏｕ）

作者 立原正秋

初出 昭和39年

ジャンル 小説