ソーシャルリーディング

IT用語辞典バイナリ

ソーシャルリーディング

別名：ソーシャル読書
【英】social reading

ソーシャルリーディングとは、ソーシャルネットワーキングサービス（SNS）などのメディアを利用して読書にまつわる情報を共有し、読書体験の向上や、読書体験を通じた人と人との繋がりを実現することである。または、そうした読書を通じたつながりの実現に特化したサービスのことである。

ソーシャルリーディングは、自分が読んだ書籍の中で感銘を受けた部分を紹介する、読後の感想を他のユーザーと共有し語り合う、といった目的で主に利用される。端的にいえば、ソーシャルリーディングは書評を通じたコミュニケーションである。それ自体は以前からは電子掲示板などで書評を語り合うなどして行われてきた。2010年頃に電子書籍が大きく注目を集めると共に、書籍を通じたつながりが一個の需要として再認識され、これが「ソーシャルリーディング」として確立したといえる。「booklook」「Qlippy」「ブクペ」といった、ソーシャルリーディングに特化したサービスが多数、この頃に登場している。

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