セレナード第12番 ハ短調 K.388 (384a)
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「管楽セレナード (モーツァルト)」の記事における「セレナード第12番 ハ短調 K.388 (384a)」の解説
この曲は1782年7月に、リヒテンシュタイン侯アロイス1世の楽団の音楽会のために書かれた。「ナハトムジーク」(Nachtmusik)とはドイツ語でセレナードの同義語である。モーツァルトのセレナードで唯一、短調で書かれている。その直接の原因として、オランダ生まれの音楽愛好家の貴族ゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵の許でのバロック音楽体験、特にバッハ、ヘンデルの影響があると、多くの音楽学者が指摘している。 なお、モーツァルトは1787年にこの全曲を弦楽五重奏曲第2番 K.406 (516b) に編曲している。
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