スン博士との再会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/28 15:52 UTC 版)
その後、オミクロン・セータから辛くも脱出し、テルリナ3号星で研究を続けていたスン博士が、開発に成功した感情チップをデータに与えようと、あらかじめ組み込まれていたプログラムを起動して彼を呼び寄せた際、同じプログラムを組み込まれていたローアもその場に現れる。船外に放り出されてから2年程の間、浮遊物のごとく宇宙を漂っていたローアであるが、偶然通りかかったパクレッド人の宇宙船に救助されていたのだ。過去のいきさつを知るデータはローアを危険視するが、スン博士は家族が揃ったと喜び、ローアには更生するチャンスと時間がなかったのだ、分解したのも後日修理するつもりだった、と彼を弁護する。しかし、ローアの感情の歪みは博士の予想より深刻なものであった。ローアは策略を用いて2人を欺き、データに与えるはずの感情チップを奪うと、博士に重傷を負わせてその場から逃走する。程なくしてエンタープライズのクルーたちがデータを探しにやって来たが、心身ともに弱り果てていたスン博士は間もなく息を引き取った(第77話『永遠の絆』(Brothers))。
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