スタンのサブストーリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 05:34 UTC 版)
「マルガリータヴィル」の記事における「スタンのサブストーリー」の解説
本作は倹約の重要性を説きながら高価なマルガリータ製造機を購入していた父・マーシュに愛想を尽かし、機械を返品しようとするがローン問題によって悪戦苦闘することになるスタンのサブストーリーが並行展開される。 スタンはマルガリータ製造機の返金を求めてマーシュが商品を購入した店を訪れる。しかし、店主は購入方法がカードの分割払いであるため、自分は返金に応じることができないと言い、販売元なら返金に応じられるかもしれないと答える。そこで重い機械を再び背負うとスタンは販売元の会社を訪れる。ところが担当社員は、分割払いの権利は同様のローンを1つにまとめて証券会社に売ってしまったため、自分達では返金に応じられないという。イラつくスタンに対し、社員はウォール街なら返金に応じられるかもしれないと答える。再度、重い機械を背負いニューヨーク証券取引所にやってきたスタンであったが、証券マンはミキサーのローンの権利は既に政府が買い上げており、自分達では返金に応じられず、財務省に行って欲しいという。スタンは怒りを抑えて、財務省へと向かう。 スタンがやっとの思いで財務省に着くと役人達はチャート次第で返すことが可能だと答える。チャートという言葉に疑問を挟むスタンを置いて役人達はチャートを確認すると言って建物の中に入り、しばらく経つと血まみれになって現れ、スタンに90兆ドルを返すという。あまりの展開に呆然とするスタンは、さすがにおかしいと抗議し、役人たちとチャートを確認することになる。建物内ではちょうど倒産した保険会社を政府としてどうすべきかが議題に上がっていたが、何故か役人達は生きたニワトリを取り出す。そして彼らはニワトリの首を切ると、ルーレット盤のようなエリアにそれを放し、首を斬られたニワトリは暴れまわった末に「救済」と書かれたマスに倒れる。その瞬間、議長は「保険会社を救済する!」と宣言する。馬鹿馬鹿しくなったスタンはルーレット版にミキサーを投げ込み、ミキサーは壊れる。
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