スズカホラヒメグモ Nesticus suzuka Yaginuma, 1979
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 15:06 UTC 版)
「河内風穴」の記事における「スズカホラヒメグモ Nesticus suzuka Yaginuma, 1979」の解説
蛛形綱 真正蜘蛛目 ホラヒメグモ科。約5 mmの鈴鹿山系に広く分布しているクモ。この地域を代表する真洞穴性動物である。洞壁のくぼみや岩の陰に不規則な網を張って生活しており、洞外でも沢の大きな歴や岩の下で見られることがあるため、好洞穴性に近い種である。かつてはアキヨシホラヒメグモ N. akiyoshiensis (Uyemura, 1941)と同種とされていたが、1975年に八木沼健夫により整理された。本種は河内風穴、篠立風穴や関ヶ原鍾乳洞などこの地域の石灰洞14洞の標本にもとづいて新種記載された。
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