梵字
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梵字(ぼんじ)とは、インドで使用されるブラーフミー系文字(英: Brahmic script)(インド系文字(英: Indian script))に対して、日本や東アジアで歴史的・伝統的に用いられてきた総称的な漢訳名である。「梵語(サンスクリット)を表記するための文字」の意だが、起源であるブラーフミー文字が「ブラフマー(梵天)の創造した文字」を意味するので、それを意訳したものとも解される。
- ^ 梵字 - コトバンク
- ^ The siddham alphabet in Chinese brush style, by Kukai
- ^ 空海『梵字悉曇字母幷釈義』。
- ^ 石村、参考文献、pp.11-12。
- ^ a b 小林 2009, pp. 156–158.
- ^ I-Tsing(著)、J. Takakusu(訳) "A Record of the Buddhist Religion as Practiced in India and the Malay Archipelago", Asian Educational Services, 2000年12月, pp.170-171
- ^ 馬渕、参考文献、pp.1-42。特にp.40の表を参照。
- ^ 玄奘『大唐西域記』 巻第二(三国) 。2008年2月11日閲覧。"詳其文字、梵天所製、原始垂則、四十七言也。〔…〕而開蒙誘進、先導十二章。"。
- ^ 義浄『南海寄帰内法伝』 巻第四 。2008年2月11日閲覧。"本有四十九字。共相乗転。成一十八章。総有一万余字。"。
- ^ たとえば田久保、参考文献、第一篇p.76。
- ^ 龍樹『大智度論』 摩訶般若波羅蜜経広乗品(四念處品)第十九、鳩摩羅什訳・釈 。2008年2月11日閲覧。
- ^ Salomon, Richard (1990). “New Evidence for a Gāndhārī Origin of the Arapacana Syllabary”. Journal of the American Oriental Society (110.2).
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