サーマッラーの大モスクとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > サーマッラーの大モスクの意味・解説 

サーマッラーの大モスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 06:29 UTC 版)

サーマッラーの大モスクアラビア語: جَامِع سَامَرَّاء ٱلْكَبِيْر‎、ローマ字:Jāmiʿ Sāmarrāʾ Al-Kabīr)は、イラクサーマッラーにあるモスクアッバース朝の10代目カリフであるムタワッキルによって建設された。1278年にフレグ率いるモンゴル軍に破壊され外壁とミナレットを残すのみとなったが、今日に残る世界中のモスクで最も大きな面積を持つ。また、このモスクは2007年に国際連合教育科学文化機関によって世界遺産に登録された「都市遺跡サーマッラー」に含まれている。ムタワッキルのモスクとも呼ばれる。


注釈

  1. ^ ムウタスィムに限らず当時のカリフは忠誠心の厚い軍隊を編成する必要があり、優れた騎馬戦士であり忠誠心の厚い奴隷のトルコ人はうってつけの人材だった[2]

出典

  1. ^ 佐藤 2008, p. 174, 175.
  2. ^ a b 佐藤 2008, p. 175.
  3. ^ a b c 佐藤 2008, p. 176.
  4. ^ 羽田 2016, p. 80.
  5. ^ Northedge 1990, p. 43.
  6. ^ 羽田 2016, p. 80, 81.
  7. ^ a b c 羽田 2016, p. 81.
  8. ^ a b al-Janabi 1983, p. 306.
  9. ^ al-Janabi 1983, p. 306, 308.
  10. ^ Alsadik 2020, p. 8, 9.
  11. ^ Alsadik 2020, p. 8.
  12. ^ Alsadik 2020, p. 9.
  13. ^ Alsadik 2020, p. 7.
  14. ^ 羽田 2016, p. 81, 82.
  15. ^ 羽田 2016, p. 81, 83.
  16. ^ 羽田 2016, p. 82.
  17. ^ a b c 羽田 2016, p. 83.
  18. ^ a b Kamal 2021, p. 204.
  19. ^ 羽田 2016, p. 84.
  20. ^ Behrens-Abouseif 1992, p. 52.
  21. ^ 羽田 2016, p. 87.
  22. ^ 羽田 2016, p. 93.
  23. ^ 羽田 2016, p. 91, 93.
  24. ^ 都市遺跡サーマッラー”. whc.unesco.org. 世界遺産センター. 2020年11月14日閲覧。


「サーマッラーの大モスク」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  サーマッラーの大モスクのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「サーマッラーの大モスク」の関連用語

サーマッラーの大モスクのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



サーマッラーの大モスクのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのサーマッラーの大モスク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS