サービス貿易協定
モノではなくサービスに関する外国との取引についての協定。主に「サービス貿易に関する一般協定」(GATS)を指す他。いわゆる新サービス貿易協定(TiSA)を指すことがある。
サービス貿易協定(GATS)は1995年に世界貿易機関(WTO)と共に発足した。通信、金融、観光、娯楽、運送など、原則的に政府権限として行使されるサービスを除く全てのサービスにおいて、取引の自由化・市場開放が行われる。サービスの提供様態は4つの区分が設けられている。
新サービス貿易協定(TiSA)は、サービス貿易協定(GATS)以上の自由なサービス貿易の実現を目指して有志国が討議している協定の構想である。ルールの強化や自由化の拡大などが構想として盛り込まれている。
関連サイト:
1)GATS(General Agreement on Trade in Services )とは - 外務省
新サービス貿易協定(TiSA)交渉の進展(参加国・地域による共同発表) - 外務省
サービス貿易協定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 14:21 UTC 版)
「中国本土・香港経済連携緊密化取決め」の記事における「サービス貿易協定」の解説
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サービス貿易協定
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「ひまわり学生運動」の記事における「サービス貿易協定」の解説
詳細は「海峡両岸サービス貿易協定」を参照 台中間のサービス分野の市場開放を目指す「海峡両岸サービス貿易協定」は、中国側が金融や医療など80分野を、台湾側が運輸や美容など64分野を開放する協定で、2013年6月に中台間で調印されたものの、台湾の中小企業へのダメージ、且つ台中間の政治問題で懸念が根強くあり、デモ及び占拠の原因となった。また、サービス貿易協定とは別の台中経済協定の協議も2014年中に締結を目指しており、中華人民共和国側はサービス貿易協定の早期発効を求めている。
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