サン・マイクロシステムズの買収
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 08:04 UTC 版)
「NetBeans」の記事における「サン・マイクロシステムズの買収」の解説
2010年の1月にオラクルがサン・マイクロシステムズを買収した。元々オラクルはJavaの統合開発環境JDeveloperを開発しており、サン・マイクロシステムズのNetBeansとはライバル製品のため、経営戦略により消えるのではないかと危惧された。しかしオラクルはJDeveloperを置き換える計画はないとしている。また、NetBeansをJavaエコシステムの重要要素と見なしており、Java開発に使用するIDEの選択肢を開発者が持ち続けることは重要であると考えているとし、開発を継続するとしている。 2010年1月27日のOracle + Sun Strategy Update Webcastにおいて、OracleがNetBeans IDEを今度の計画のなかでどう位置づけているかが発表された。発表されたスライドショーから関係する部分を抜き出すと NetBeans IDEはJava開発向けの軽量IDEとしての位置づけを継続していく Java EE6、Java ME、スクリプト言語へ注力 モバイル開発環境やスクリプト言語へのフォーカスを強める となっており、従来の方針をそのまま継続する形となっている。 オラクルはまたEclipseへの投資を継続する方針も表明している。IDEにはそれぞれ一長一短があり、多様であるべきとの考えからである。
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