サンルーフユニット性

大車林

サンルーフユニット(セット)性

英語 case of sunroof fitment

サンルーフのユニット構造物をキャビンの天井に取り付ける組立て作業の容易性。とくに電動サンルーフの場合、ユニットが複雑で大型となることから、これをベルトコンベヤーライン内で組み込む作業性が課題となる。サンルーフの導入当初は台数も少なく、コンベヤーライン外で組立て作業をしていたため課題となることは少なかったが、装着率向上による台数増対応と、生産コストを下げる目的からコンベヤーライン内組立てが必要となった。しかしコンベヤーライン内では限られた時間内に組み立てる必要があるため、これら複雑なユニットをできるだけ作業性よく組み付ける必要から、分割方法など構造面の配慮と、ライン外でのサブアッセンブリーを増やすなどの工夫が凝らされている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。