サベリウス主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 07:16 UTC 版)
サベリウス主義は3-4世紀にキリスト教において異端とされた思想。様態論とも言う。サベリウスという人物が唱えたことからこう呼ばれる。系統的にはモナルキア主義(一位神論、単一神論)に属し、父なる神と子なる神は互いに独立したものでなく、どちらも唯一の神の顕現する様態の違いであるとした[1]。このため正統派の唱える三位一体論から外れることになり、異端とされた。西方では天父受難説と呼ばれた[1]。
- 1 サベリウス主義とは
- 2 サベリウス主義の概要
サベリウス主義と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- サベリウス主義のページへのリンク