サテュリコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 13:52 UTC 版)
『サテュリコン』(Satyricon)は、ペトロニウスによって書かれたと推定される、ネロ期の堕落した古代ローマを描いた小説。その内容の退廃性や登場人物の悪徳ぶりからピカレスク小説にも分類されるが、風刺的な内容もふんだんに含まれている。現存するのは、14、15、16巻の、3巻の抄録[1]であり、現在には完全な形では残っていない。その中でも比較的分量の残っている「トルマルキオの饗宴」の場面は有名。
- 1 サテュリコンとは
- 2 サテュリコンの概要
- 3 文学作品
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