ピカレスク‐しょうせつ〔‐セウセツ〕【ピカレスク小説】
読み方:ぴかれすくしょうせつ
《ピカレスクは、picaresque》⇒悪漢小説(あっかんしょうせつ)
ピカレスク小説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 01:51 UTC 版)
ピカレスク小説(ピカレスクしょうせつ、英: Picaresque novel、仏: Roman picaresque、西: Novela picaresca)は、16世紀 - 17世紀のスペインを中心に流行した小説の形式。悪漢小説や悪者小説、ピカレスクロマンとも呼ばれる。
注釈
- ^ La Vida de Lazarillo de Tormes y de sus fortunas y adversidades、普通は『ラサリーリョ・デ・トルメス』と略す。
- ^ Vida del Picaro Guzmán de Alfarache、普通は『グスマン・デ・アルファラーチェ』と略す。
- ^ 1979年に本作が角川映画によって映画化された際には、「反逆のピカレスク・ロマン」というキャッチコピーが使用された。
- ^ この「正義」はあくまで社会的、実定法的な正義とは一致しない。
- ^ このパターンの最典型はアニメ版の『ルパン三世』である。この作品では主人公一味が窃盗行為を華麗に実行しようとした結果、時に一国や地球的な規模の巨悪までをも粉砕する展開がストーリー定型の一つになっている。
出典
- ^ 会田由(訳) 1990, pp. 123–124.
- ^ 会田由(訳) 1990, p. 123.
- ^ 会田由(訳) 1990, pp. 119–122.
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