サクラスターオーの二冠とマックスビューティの牝馬二冠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:45 UTC 版)
「1987年の日本競馬」の記事における「サクラスターオーの二冠とマックスビューティの牝馬二冠」の解説
この年の牡馬クラシック戦線はスプリングステークスで猛烈な追い込みを決めたマティリアルが春のクラシックの本命に推され、皐月賞・東京優駿共に1番人気に支持された。しかし、皐月賞を制したのは弥生賞勝ち馬サクラスターオーで、そのサクラスターオー不在となったダービーの勝ち馬は前年の朝日杯3歳ステークス勝ち馬メリーナイスであった。メリーナイスは秋初戦のセントライト記念も勝ち、菊花賞では1番人気に支持されたが惨敗。勝利を収めたのは皐月賞以来のレースとなったサクラスターオーであった。 一方、牝馬の4歳クラシック路線はマックスビューティが本命で、桜花賞は8馬身差の圧勝、優駿牝馬でも他馬を寄せ付けず完勝。メジロラモーヌに続いて2年連続の牝馬三冠も期待されたが、エリザベス女王杯でタレンティドガールに敗れた。 年末の第32回有馬記念ではサクラスターオーが1番人気、メリーナイスが3番人気、マックスビューティが4番人気に支持されたが、サクラスターオー、メリーナイスの2頭はいずれも競走を中止。マックスビューティも惨敗し、波乱を招いた。
※この「サクラスターオーの二冠とマックスビューティの牝馬二冠」の解説は、「1987年の日本競馬」の解説の一部です。
「サクラスターオーの二冠とマックスビューティの牝馬二冠」を含む「1987年の日本競馬」の記事については、「1987年の日本競馬」の概要を参照ください。
- サクラスターオーの二冠とマックスビューティの牝馬二冠のページへのリンク