ゴミ処理・リサイクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:16 UTC 版)
家庭系有料指定ごみ袋 2007年9月の市議会第3回定例会にて、有料指定袋によるごみ収集に関する条例が可決され、翌2008年4月1日より有料化がスタートした。 戸別収集 従来からの「地域に設けられた集積所に出す」方式ではなく、住宅(集合住宅においてはその建物)前に出されたゴミを収集車が回収していく方法をとっている。 管路収集 多摩センター駅の周辺地区にはゴミ収集用の地下パイプが設置されているが、清掃工場に直結しているわけではなく、途中から車両で運搬するものであった。1977年に国のモデル事業となり、1983年に日本住宅公団が整備、1986年に市に移管された。しかし、ゴミの量が少ない、維持費がかさむといった理由によって2004年に休止され、新たに設置された集積所にゴミを集めて回収する方式に移行した。新しい集積所はその多くがそれまでとは別の場所に造られたため、既存の管路収集設備は駐車場あるいは駐輪場へと整備しなおされた(地面のタイルが他より真新しいことから区別できる)。しかしながら、地下パイプ本体や換気口などは撤去されずに現存している。 エコプラザ多摩 ゴミと分別してから出される資源を、品物ごとに選別し保管する施設。廃プラスチック中間処理施設の建設計画について近隣住民(特に川崎市麻生区側住民)との合意形成の手順を踏んでいないとされ、現在紛争中である。 マルチパック回収実験 2010年8月11日より、日本初の試みとして、缶ビールを束ねる際に使われるマルチパック(クラスターパック)を拠点回収する実験をスタートさせた。この実験は、「お店に返そうキャンペーン」 の一環として、製造メーカー・古紙回収業者・スーパーマーケット事業者の協力により行われるもので、回収されたパックは板紙や段ボールへとリサイクルされる。 古紙回収実験 ごみの減量化やリサイクルの推進に関する取り組みを強化するため、2010年8月より個人持ち込みの古紙類(新聞、雑誌・雑紙、紙パック、段ボール)をトイレットペーパーや古本と交換する「古紙交換市」を行っている。集められた古紙はトイレットペーパーに再生され、今後の交換市で活用される。
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