コンプトン‐さんらん【コンプトン散乱】
コンプトン効果
(コンプトン散乱 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/24 17:50 UTC 版)
コンプトン効果(コンプトンこうか、英: Compton effect)とは、X線を物体に照射したとき、散乱X線の波長が入射X線の波長より長くなる現象である。これは電子によるX線の非弾性散乱によって起こる現象であり、X線(電磁波)が粒子性をもつこと、つまり光子として振る舞うことを示す。また、コンプトン効果の生じる散乱をコンプトン散乱(コンプトンさんらん、英: Compton scattering)と呼ぶ。
- 1 コンプトン効果とは
- 2 コンプトン効果の概要
- 3 コンプトンプロファイル
- 4 逆コンプトン散乱
- 5 外部リンク
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