コンプライアンス [4] 【compliance】
コンプライアンス
「従うこと」「命令や要求に応じること」「義務を果たすこと」といった意味で用いられる英語の名詞。日本語としては企業が法令をきちんと守ること(法令遵守)を指す語として用いられる。
英語のcomplianceは、動詞comply(守る・従う)に接尾辞‐anceが付いた名詞であり、「守ること」または「守るということ」という意味を示す。日本語に訳するなら文脈に応じて「応諾」「承諾」「追従」「服従」「遵守」「遵法」「適法」などの語が対応し得る。
日本語におけるカタカナ語としての「コンプライアンス」は、もっぱら「法令遵守」と訳され、企業における法律や倫理に則った企業活動を指す語として用いられている。企業の不祥事や不正行為が頻発する風潮を背景に意識され、広く用いられるようになり、一般に浸透した語といえる。「企業コンプライアンス」あるいは「ビジネスコンプライアンス」と表現される場合もあれば、略して「コンプラ」と表現される場合もある。
また、医療の分野において「コンプライアンス」、「医師の指示どおりに適切に服薬すること」を指してコンプライアンスと言うことがある。
企業の活動における「コンプライアンス」とは、「事業者が法令に抵触したり倫理を逸脱したりせず(加うるに期待される社会的規範を体現しつつ)業務を遂行する」という、概念であり理念である。コンプライアンスという名の規則や規範があるわけではない。「コンプライアンス教育」や「コンプライアンスの推進」「コンプライアンスの強化」「コンプライアンスの徹底」といった言い方はよく用いられるが、コンプライアンスの明確な指標があるわけではない。事業者が独自に達成目標を定めている場合には「コンプライアンスの達成」という表現も用いられることがあるが、基本的には何も起きないことが達成であるといえる。
コンプライアンスを徹底せず、蔑ろにすると、法令や社会規範からの逸脱が生じる恐れがある。この逸脱は「コンプライアンス違反」と呼ばれることが多い。コンプライアンス違反は意図的に行われる場合もあれば無自覚に行われる場合もある。コンプライアンス違反が発覚・露呈した場合、法的には懲罰が科され、いわゆる企業の不祥事として大々的に報じられれば非難・批判・信用失墜といった社会的制裁も免れない。
コンプライアンス違反は、会社ぐるみの違反はもちろん、一介の従業員の出来心による違反であっても、会社の行く末に大きな禍根を残すことになる。その意味でコンプライアンスは現代の企業経営においては決して軽視できない概念となっている。
コンプライアンス(こんぷらいあんす)
コンプライアンス
単語本来の意味は、「(要求命令などに)従うこと」であるが、マネジメント用語としては「法令遵守」の意味で使われている。
文字通り、企業活動を取り巻く法律・規則を遵守し違反しないということであるが、広義では企業倫理、社会倫理の遵守も含んでいる。
社会からの企業活動を見る目は年々厳しくなっており、法律・倫理に違反した企業は存在そのものが問われるケースも発生するなど、企業経営においてコンプライアンスの重要性は高まっている。
それを受け、コンプライアンス担当の役員である「コンプラインスオフィサー」や、コンプライアンス委員会を設置するなどコンプライアンス体制の強化に取り組む企業も増えている。
しかし、コンプライアンスにおいて最も難しく重要なことは「社員一人一人が常に意識して、行動しているか」ということである。
組織体制のみならず、人事評価の項目に組み込むなど社員一人一人のコンプライアンス意識を高める対策が必要である。
コンプライアンス
本来なら当たり前のことですが、バブルが崩壊してからの日本経済は、証券・金融不祥事をはじめ、一般事業法人の間でも商取引のルールから大きく逸脱した行為がまかり通り、それが社会的批判を招きました。このため、各企業ごとに法令順守を前提とした企業改革が行われています。例えば、法務室を設けて司法試験合格者などを配置することによって、法令違反やルールに反する取引が行われていないかどうかを常にチェックできる体制を整える、といったことです。企業によっては、その名もズバリの「コンプライアンス室」を設けているところもあります。とくに、欧米企業の進出が活発になるに伴い、この手の概念が重要視されています。
コンプライアンス
コンプライアンス
コンプライアンス
柔軟性、たわみやすきの指標で、スティフネス、剛性、ばね定数の逆数である。サスペンションのコンプライアンスとしては、タイヤの復元モーメント、前後力による舵角変化に関するステアコンプライアンス、前後コンプライアンス、タイヤのコーナリングフォースによるキャンバー角変化に関するキャンバーコンプライアンスが代表的で、突起による衝撃を従順にいなす乗り心地に優れたコンプライアンス性、キャンバー変化に影響されたコンプライアンスステアなどと表現される。これらのコンプライアンスは操縦安定性、乗り心地に影響し、ブッシュなどのばね定数の設定とサスペンションのアームやリンクの配置で決まる。

コンプライアンス(CAE)
物体に入力する力と、それによって発生する変位の比をとったもの。振動分野で扱われる伝達関数のひとつで、このほかには、力と加速度の比をとったイナータンス、力と速度の比をとったモビリティなどがある。
参照 イナータンスコンプライアンス
コンプライアンス
【概要】 エイズ業界では「服薬コンプライアンス」のこと。コンプライアンスとは遵守(じゅんしゅ)。医療者が決めた治療法に、患者が従うこと。服薬行動では「きちんと決められた通りに薬を飲む」という受動的な態度。反対語は「ノンコンプライアンス」。慢性疾患の治療の上では患者の積極的な役割を重視し、「コンプライアンスからアドヒアランスへ」がキャッチフレーズになっている。コンプライアンスを決定する要因は、1)医療者の説明能力、2)患者の理解力である。
《参照》 アドヒアランス
コンプライアンス
コンプライアンス compliance
全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
コンプライアンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/05 10:46 UTC 版)
コンプライアンス (英語: compliance)
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