コンピュータ関連の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 03:31 UTC 版)
「再帰的頭字語」の記事における「コンピュータ関連の例」の解説
コンピュータ関係ではハッカーの集団(特にマサチューセッツ工科大学)の伝統が略語と頭字語の中に更に他のまたは同じ略語を入れることだった[要出典]。その最初期の例はおそらく、1977年~1978年頃のMagicSixのエディタのTINT("TINT Is Not TECO")である。これにヒントを受けて二つのLISPマシンエディタがEINE ("EINE Is Not Emacs") とZWEI ("ZWEI Was EINE Initially")と名づけられた("eine"はドイツ語で「1つの」を、"zwei"は「2」を意味する)[要出典]。 近年の例: GNU - GNU is Not Unix TikZ - TikZ ist kein Zeichenprogramm Wine - Wine Is Not an Emulator GNU Hurdの"Hurd"は更に凝っていて、"Hurd"は"Hird of Unix-Replacing Daemons,"の略、その"Hird"は"Hurd of Interfaces Representing Depth."の略、というように相互再帰になっている。 再帰的頭字語のいくつかは他の方法へ意味が拡張したバクロニムである。しかしPHPやRPMの様に再帰的頭字語の方が有名になった例もある[要出典]。 ディルバートにおいても再帰的頭字語がネタになったことがある。ディルバートが「TTPプロジェクトの『TTP』って何の略?」と聞かれ、「The TTP Project」と回答するというもので、きれいに再帰的頭字語になっているが、結局何のプロジェクトなのか全くわからない、という皮肉ネタとなっている。また、この例はRAS症候群の一例ともなっている。
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