コンデ美術館
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コンデ美術館(コンデびじゅつかん、フランス語: Musée Condé)は、パリから40kmほど北のシャンティイ(オワーズ県)にあるフランスの美術館である。
- ^ a b c “Palmarès des musées 2011”. Le Journal des Arts: 15-26. (2011-07-24).
- ^ “Touriscopie 2009” (PDF). 2016年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月16日閲覧。
- ^ a b c d Albert Châtelet, Chantilly, musée Condé.
- ^ Gustave Macon, Chantilly et le musée Condé, op. cit., p. 244-250 et 272-278
- ^ Jean-Pierre Babelon, Le Château de Chantilly, Paris, Scala-Domaine de Chantilly, 1999, 247 p.
- ^ Raoul de Broglie, Chantilly, 1964, p. 216
- ^ Raymond Cazelles, Le Duc d'Aumale, Paris, Tallandier, 1984-1998, 3e éd., 490 p.
- ^ Jean-Pierre Babelon, Le Château de Chantilly, op. cit., p. 228-229
- 1 コンデ美術館とは
- 2 コンデ美術館の概要
- 3 歴史
- 4 絵画コレクション
コンデ美術館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 19:50 UTC 版)
「ロレートの聖母 (ラファエロの絵画)」の記事における「コンデ美術館」の解説
1979年10月にコンデ美術館が「ロレートの聖母 (La Madona de Lorette)」という展示会を開催し、新しい記録資料をもとにコンデ美術館が所蔵する『ロレートの聖母』がラファエロの真作であることが判明したと発表した。この展示会はフランス学士院が後援し、ルーヴル美術館の監修のもと、コンデ美術館が開催したものだった。1979年以前にはコンデ美術館が所蔵していた『ロレートの聖母』は、ラファエロの弟子ジャンフランチェスコ・ペンニの作品だと考えられていた。1789年から1799年のフランス革命以来『ロレートの聖母』の所在は不明となってはいるが、現在ではコンデ美術館の絵画ラファエロの真作であると見なされている。 コンデ美術館の『ロレートの聖母』がラファエロの真作とされているのにはいくつかの理由がある。まず作品自体の品質が極めて高く、「主題の驚くべき調和、力強さと優美さの絶妙な融合」が見られ「ラファエロの最高傑作の一つ」とされる。さらにX線を使用した解析で、ラファエロが描いた下絵通りに聖母子像が完成した後にヨセフが描かれたことが判明し、この変更はラファエロ本人にしかなしえず、模写ではありえないことがあげられる。
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