コピノ
韓国人とフィリピン人との間に望まれずに生まれた子供の通称。多くは韓国人男性の留学生や観光客とフィリピン人の現地女性との間に生まれた子。ライダイハンと共に問題視されることが多い。
フィリピンは英語を公用語としており、地理的にも韓国にほど近い。そのため、韓国では英語習得のための留学・滞在先としてフィリピンに人気がある。滞在先で韓国人男性がネイティブの英語話者でもある現地女性と接触し、交流関係を持ち、性的な関係に至り、その末に妊娠させるケースがままあるという。フィリピンでは堕胎が違法であり、宗教的にもタブー視されている。しかも男の側は子を認知しようとしないことが多く、結果として片親の子が生まれる。
ほとんどの場合、コピノは満足に養育できない環境で育てざるをえない。コピノの存在は正確には把握されていないが、フィリピン全体で1万人いるとも2万人ほどいるとも言われている。
関連サイト:
結婚を避ける韓国社会 - 中央日報日本語版 2013年6月27日
コピノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/05 04:53 UTC 版)
コピノ(Kopino)は韓国の男性とフィリピンの現地女性の間で生まれた2世をフィリピンで言う言葉である。コリアン(Korean)とフィリピノ(Philipino)の合成語である[1]。
- ^ 코피노(Kopino)를 아시나요 노컷뉴스, 2008.12.12. (「コピノ(Kopino)をご存じですか」ノーカットニュース 2008.12.12.)
- ^ a b フィリピンに暮らす“韓国人2世”コピノの自活を支援(2) | Joongang Ilbo | 中央日報
- ^ 韓国人男性がフィリピンで捨てる「コピノ」3万人、フィリピン人女性に広がる「嫌韓」 産経新聞大阪本社版 2014年6月9日
- ^ 【衝撃事件の核心】「責任放棄許さぬ」と『コピノ』に訴えられた韓国人男性…韓国の裁判所でさえフィリピン人を支持した(1/3ページ) MSN産経west 2014年7月6日
- ^ 朝鮮日報「韓国人の血を引くコピノ、私たちが支援しなければ」 フィリピンで支援に取り組む事業家、モク・チンヒョクさん
- ^ en:Abortion in the Philippines
- ^ CIA World Factbook-Philippines,80%がCatholic、合計90%がChristian。英語版のフィリピンの宗教
- ^ 아빠 없는 코피노 만명… "한국男 나빠요" 한국일보, 2008.12.12.(「お父さんのいないコピノ1万名…「韓国男は悪い」」韓国日報 2008.12.12.)
- ^ 필리핀 일부 한국학생, 변태 성행위· 자식유기 경악 마이데일리, 2007.04.18.(「フィリピンの一部韓国学生、変態性行為、子遺棄驚愕」マイデイリー 2007.04.18.)
- ^ “【なぜ解きコリア】フィリピンで韓国人の父親に捨てられる混血児が増えている?” (2011年3月5日). 2013年6月26日閲覧。
- ^ 羅志弘 (2014年5月28日). “日本の性的搾取をなじる韓国、フィリピンでは加害者”. 朝鮮日報 2014年5月29日閲覧。
- ^ “慰安婦で日本非難の韓国、フィリピンでは加害者 韓国人男性とフィリピン人女性の子ども「コピノ」が社会問題化”. ニュースフィア. (2014年5月29日) 2014年5月29日閲覧。
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